第57号2019年(令和元年)8月NNUUTTRRIITTIIOONN SSUUPPPPOORRTT TTEEAAMM NNUUTTRRIITTIIOONN SSUUPPPPOORRTT TTEEAAMM NNUUTTRRIITTIIOONN SSUUPPPPOORRTT TTEEAAMMTTOOHHOOKKUU UU..HH..TEL.7120FAX.7147みみななささまま、、栄栄養養でで困困っったたととききににははNNSSTTへへごご相相談談をを!!ままたた必必要要時時ににははごご協協力力ののほほどど、、よよろろししくくおお願願いい致致ししまますす!!欧米でのNSTは基本的に専専属属チチーームムで行われていましたが、わが国では当初あまり受け入れられず、なかなか普及しませんでした。そこで1998年よりわが国の医療状況に即した新しいシステムとして「持持ちち寄寄りりパパーーテティィーー方方式式((ppoottlluucckk ppaarrttyy mmeetthhoodd;; PPPPMM))」が打ち出され急速に普及が進みました。①患者の栄養状態の評価②患者に適切な栄養管理がなされているかの評価③適切な栄養管理の提案医医師師看看護護師師理理学学療療法法士士言言語語聴聴覚覚士士作作業業療療法法士士今今回回ののテテーーママはは原原点点にに立立ちち返返りり、、「「NNSSTTととはは??」」でですす!!NNSSTTととはは??NSTとはNNuuttrriittiioonn SSuuppppoorrtt TTeeaammの略であり、日本語では「栄栄養養ササポポーートトチチーームム」を指します。主に栄養状態に何らかの問題がある患者さんを対象として、医師、管理栄養士をはじめ、看護師、薬剤師、臨床検査技師などが職種の壁を超えてそれぞれの知識を出し合い、適切な栄養管理を行うための医医療療チチーームムです。患患者者ささんんわわがが国国ののNNSSTT普段何気なく口にしており、お世話になっているNSTですが、今回改めてNSTについてご説明します。歯歯科科医医師師管管理理栄栄養養士士薬薬剤剤師師歯歯科科衛衛生生士士臨臨床床検検査査技技師師NNSSTTのの役役割割NNSSTTのの起起源源っってて??1968年アアメメリリカカにおいて、経口摂取ができず著しい栄養障害をきたしている症例に対して、S.J.Dudrick先生が中中心心静静脈脈栄栄養養法法((TTPPNN))を開発しました。TPNの発展?普及とともに、医師をサポートする栄養管理専門のコメテ?ィカルスタッフが各施設で求められるようになり、これがNSTの起源と言われています。PPoottlluucckk ppaarrttyy mmeetthhoodd;; PPPPMM27少しずつ各部署から人?知恵?力を持ち寄ってNSTを運営するシステム1.専属メンバーは不要2.各病棟?部門から担当メンバーを選定3.メンバーは一般業務を行いながらNSTを兼任4.各部署の問題点や症例を業務中に抽出5.それらを回診?ミーティングで提示?検討6.回診時、コア以外のメンバーは担当病棟のみ参加④栄養障害の早期発見?治療⑤依頼コンサルテーションへの返答⑥スタッフへの新しい知識の啓発等編集/神山篤史井本博文山本淳平岡本宏史林洋毅丹田奈緒子三浦悠理子馬場健太郎岩崎さや香佐々木まなみ佐々木美奈渥美淑子発行/東北大学病院NST広報係文責:井本博文(総合外科)№№5599NST通信NST
元のページ ../index.html#31