病棟 | 西病棟 16F | 外来 | 東病棟 4F |
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外来受付 | Tel : 022-717-7879 | 独自webサイト | 東北大学病院 腫瘍内科 |
対象疾患 | 消化器癌(食道、胃、大腸、肝胆膵)/頭頸部癌/骨軟部肉腫/乳癌/胚細胞性腫瘍/悪性黒色腫/造血器腫瘍/遺伝性腫瘍/原発不明癌/その他(悪性腫瘍全般) |
対象疾患と診療内容
下記のような固形癌を対象としたがん薬物療法をおこなっております。治療方針の決定や紹介先に迷う患者、集学的治療やがんゲノム医療が必要な患者さんにもご紹介いただければ対応します。
消化器がん(食道、胃、大腸、肝?胆?膵、消化管間質腫瘍)
- 頭頸部がん
- 骨軟部腫瘍
- 胚細胞腫瘍
- 悪性黒色腫
- 神経内分泌腫瘍
- 原発不明がん
- その他の希少がん?難治がん
- 特定遺伝子に変異を有するがん
- 遺伝性腫瘍?家族性腫瘍
- その他悪性腫瘍全般
私たちの腫瘍内科は、主に進行?再発がん患者を対象として、がん薬物療法とその副作用および合併症に対する支持療法を担当する診療科です。対象疾患は図に示す通り、消化器系の悪性腫瘍が多くを占めますが、その他の臓器や希少がん?難治がんの治療を積極的に行っています。2018年2月、当院はがんゲノム医療中核拠点病院に指定され、がんゲノム医療の東北地方の拠点になりました。当科は院内関連診療科と連携病院と協力し、がん遺伝子パネル検査(別名、がんゲノムプロファイリング検査)のエキスパートパネル(最終診断のための専門家会議)を主催し、がんのゲノム検査の結果に基づいた診療、臨床研究、治験を実施しています。
当科の外来診療は東病棟4階(診察室5室)で、入院診療は西病棟16階(病床数26床)で行っています。また、治療の多くは外来に隣接する化学療法センターで実施しています。当院の化学療法センターは全国大学病院中で最大規模(31床、年間約15,000件の治療)であり、当科はその運営の一翼を担います。専門性の高い看護師や薬剤師等のスタッフのもと、安全かつ快適に治療を受けていただけます。 また、入院治療が必要な患者へも万全の体制で対応いたします。入院中のみならず、退院後も安心して過ごせるよう多職種のメディカルスタッフや地域医療機関と連携して診療いたします。
得意分野
当科は1969年開設以来、がん薬物療法を中心とする進行がん治療に取り組んできた日本で最も長い歴史を有する専門的診療科です。常に最新のエビデンスに基づいた最適ながん薬物療法を提案いたします。進行がんは治癒を期待することが難しく、治療の主な目的は延命となりますが、患者、家族に寄り添い、その希望、価値観を尊重し、がんの薬物療法のみならず、がん治療のトータルマネージメントを担当し、納得できる治療を提供いたします。新規抗がん薬の治験や新規治療法の臨床試験にも積極的に参加しており、がん薬物療法の治療成績の向上に取り組んでおります。専門医の育成にも注力しており、これまでに計38名の「がん薬物療法専門医」を輩出し、そのうち現在9名が在籍しています。がんゲノム医療においては、東北地方のがんゲノム医療の牽引役として、その提供体制の整備、普及、啓発、人材育成に貢献しています。
新患患者内訳
新患、新入院患者数(2023年度)
新患数 | 308人 |
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新入院患者数 | 973人 |
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